クレジットカードの会員規約

クレジットカードを作るとクレジットカード会社から渡される会員規約ですが、かなりのページ数に小さな文字で多くのことが書かれています。もちろん、クレジットカード会社と私たちとの契約内容が記されているものですから、すべてに目を通すべきであることは間違いありません。ここでは、特に重要だと思われる点をいくつか挙げたいと思います。

■クレジットカードの所有権
クレジットカードには自分の名前が入っているため、自分のものだと思いがちです。しかし実際、カードの所有権はクレジットカードにあると明記されています。そのため、“何か”が起きた場合、カードが自分のものであれば何をしようと文句は言われませんが、カードはクレジットカード会社のものであるのでそれなりの賠償をしなくてはいけません。クレジットカードの場合の“何か”とは、紛失や盗難による被害などでしょう。もちろんクレジットカードには盗難保険などが付いていますが、利用者側の管理が悪い場合はそれが適用されないこともあります。

■暗証番号
クレジットカードには暗証番号を設定しますが、これにも規約上の決まりがあります。それは、0000や1234、もしくは生年月日など、他人から推測されやすい暗証番号を禁止すること、そしてその番号を秘密にするといった内容です。この規約があるので、もし他人に暗証番号が流出し、暗証番号がないと行なえないキャッシング機能を利用された場合には、クレジットカードの盗難保険の適用はかなり厳しくなるでしょう。

■クレジットのショッピング枠の現金化サービス
よく街中で看板などが掲げられているショッピング枠現金化サービス。実はクレジットカードの利用規約に違反している可能性が高いです。クレジットカードは換金目的の利用を禁止していて、ショッピング枠現金化サービスはそれを目的としているといえるためです。

■会員資格取り消しと利用停止のケース

カード会社が会員に通知せずに会員資格を取り消すことや、利用停止にするケースがいくつかかかれています。主なものといえば、支払いが遅延した場合や退職などで信用情報が低下した場合などです。

 

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